COMODO 代表 大原光弘

「僕はバッグを作れません」──職人でもデザイナーでもない34歳の僕が、360gの革ミニトート『SHIFTE』にたどり着くまで

COMODO 代表 大原光弘

はじめまして


東京発バッグメーカー「COMODO(コモド)」代表の大原 光弘です。

最初に、正直にお伝えしておきたいことがあります。

僕は、ミシンを踏んでバッグを縫い上げる職人ではありません。
美術大学を出たわけでも、デザイナーとしてのキャリアを積んできたわけでもありません。

けれど、「使う人の日常」と「素材の持つ力」には、誰よりも夢中になっています。

COMODOには、「メンズ」「レディース」という明確な境界線はありません。
性別で区切るのではなく、使う人の日常に心地よく溶け込む「上質な道具」でありたいと思っています。




始まりは、友人のひと言でした


「ゴルフのときに使う小さいバッグって、すごく使いやすいんだよね」

ラウンド中に財布やスマホ、ちょっとした小物を入れて持ち歩く、あのバッグのことです。
それを聞いて、ふと自分の荷物のことを考えました。

財布、スマートフォン、鍵、ポーチ。
ポケットに突っ込むとシルエットが崩れて、どうも格好がつかない。
かといって、リュックは大げさ。
帆布のミニトートだと、少し子どもっぽく見えてしまう。

メンズ バッグの中身


「大人が毎日、無意識に手に取ってしまうような、上質で気の利いた革のバッグを作りたい」

そこから、僕の探求が始まりました。

作れない僕にできるのは、足を使って学ぶことです。
何軒もの革屋さんを回り、使い手として絶対に妥協したくない条件を、職人さんに相談しました。

COMODO 日本製

こだわり1:毎日持てる「軽さ」と「タフさ」
重い革バッグは、結局クローゼットにしまわれたままになってしまいます。
だからこそ、職人さんと革の厚みを細かく調整し、リンゴ1個ちょっとの約360gという軽さに仕上げました。

さらに革には撥水加工を施しているので、急な雨の日でも慌てずにすみます。
本革ミニトート COMODO

こだわり2:金具を最小限にして生まれた「目隠しギミック」

もう一つ、絶対に譲れなかったのが「余計な金具をなるべく使わない」ということでした。

天面に金属のファスナーを付けると、それだけでバッグ自体が重くなってしまいます。
何より、この小さなサイズ感だからこそ、荷物を出し入れするたびにジッパーを開け閉めする煩わしさをなくしたかった。
けれど、開口部を開けたままにすると中身が丸見えになってしまうし、
車の助手席に置いたとき、急ブレーキで荷物が転げ落ちたりするのも嫌でした。

「金具で重くしたくない。でも、中身が飛び出したり見えたりするのは防ぎたい」

そんな僕のわがままを職人さんに相談し、何度も話し合って生まれたのが、
「内側のファスナーポケットを引っ張り出すと、そのまま上部の蓋(フラップ)になる」という構造です。




普段は金具のないシンプルな直留めボタン、車内や人混みではポケットを被せて目隠しに。
引き算の設計から、この形が生まれました。

そうして出来上がったのが、本革ミニトート『SHIFTE(シフテ)』です。

革ミニトート COMODO

届いた声


性別を区切るつもりはありませんでした。
ただ「この荷物量に、いちばん心地いい形」を追求した結果、
僕と同じように悩んでいた男性の方々から、SNSを通じて想像以上の反響をいただきました。

特にブラックは、本当に多くの方に選んでいただいています。
男性へのギフトを探していた女性の方からも、たくさんご注文をいただきました。

「こういうサイズをずっと探していた」

「上蓋が閉められる気遣いが最高」

画面越しに届くそんな声を見るたびに、妥協しなくて本当によかったと、胸が熱くなります。

革 ミニトート COMODO メンズ僕はこれからも、デザイナーさんのように本格的な図面をひくことはできません。

けれど、街を歩く人の仕草を見つめ、POP UPやSNSでいただく言葉に耳を傾け、
東京発バッグメーカーCOMODOの代表として誠実にバッグと向き合うことはできます。

「ここが使いづらい」「こんな機能がほしい」という本音を、ぜひこれからも遠慮なく教えてください。

COMODOはオーダーメイドではないので、すべてをそのまま形にすることはできませんが、いただいた声はひとつ残らず、次の企画のヒントにしています。

COMODO代表 大原光弘
SHIFTEは、商品ページでご覧いただけます。
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定期的に配信しているTikTokライブでは、実際に荷物を入れて使い心地もお見せしているので、気になる方はぜひのぞいてみてください。
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COMODO代表 大原 光弘